2018~2019 ユーラシア大陸をめぐる旅

筆者が世界一周の旅で学んだこと

2018年12月から2019年10月末まで、約1年間に及んだ海外一人旅。
「世界一周」と言いますが、ユーラシア大陸しか巡ってない。時間が足りませんでした!
アフリカや南米・中米・オセアニアなどは、これからタイミングを見つけて開拓していきたいなと思っています。

私は、長く一つの場所に滞在するのが好き。
今回の旅では、タイに1ヶ月ほど、ミャンマー 半月、ラオス 半月、インドは2ヶ月、イランは半月、トルコは約1ヶ月ほど、ロシアは1ヶ月、、、などなど、ゆっくりと進んで行きました。

その中で学んだことを2つ書いていきたいと思います。

どの国も良い面・悪い面があり、その中で人々が暮らしている=私たちと同じ

一つ目は、「どの国も良い面・悪い面があり、その中で人々が暮らしている=私たちと同じ」だ、ということ。

当たり前のように聞こえるけど、結構偏見や、悪い意味でのステレオタイプを持っている人が多いんじゃないか感じています。

例えば、この国は汚い、この国は危険だ、この国の人は無愛想で怖い、とか。

逆に、この地域は先進的でとても良い地域だから、日本も見習うべきだ、とか。

私たちは無意識にステレオタイプでその国/地域のことを見てしまっているけれど、その中でも普通に人々は暮らしていて、それぞれの国が良い面も悪い面もあって、どんなに素敵って思うような国でも、実は同じようなことに悩んでいたりすることもあって。どの国もそういう面では変わらないな、と旅を通して気がつきました。

宗教に対する敷居

二つ目は、宗教に対する敷居。

タイへ行った時、知り合ったガイドさんが仏教についてのお話をしてくれたこと。
インドで寺院に押しかける人々を見たこと。
アシュラム(精神的な修行をするお寺みたいなところ)へ行き様々な国の人がそれを信じ、祈り、共同生活しているところを見たこと。
トルコでラマダンの期間に遭遇し、厳格にそれを行っている人を見たこと。
教会で老若男女様々な人が熱心に祈っている姿を目にしたこと。

様々な場所を旅する中で、生活の中に宗教がある姿を目にしました。
一方で、「無宗教」「自分自身を信じている」という人もたくさんいました。
どちらにせよ・・・何を信じているか、って自由なんだな。そして、何か一つのことを信じて、規範に則って考え生活する、それってとても美しいことだな、と思ったのです。

日本に戻ってきて、やっぱり様々な人が宗教に対して「怪しい」と思っていることを感じました。大きな事件があったから仕方のないことだとも思いますが、それって、何か一つ大事なことを拒否しているようなものじゃないかな〜と思ったり。
皆がオープンに自分の考えを話すことができ、それぞれの意見をまずは受け入れ尊重する、そんな世の中になればな、と思いました。

LGBTとか、ベジタリアン・ヴィーガンなど食に対する信条と同じように、宗教も、多様性を受け入れられる、それを尊重できる社会になって欲しいですよね。

以上が旅で学んだことの一部でした!世界一周の旅は終わっても、これからも学びは続きます。

 
 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Translate »