国内旅行

母と白馬旅行 | 白馬五竜高山植物園〜標高1,515mの植物園〜

2021年7月、オリンピックが始まって世間は4連休。
感染に気をつけつつ、長野県白馬へ母と2人で旅行へ行ってきました。
旅行の中で印象的だったのは、十数年ぶりに訪れた「白馬五竜高山植物園」。
見頃のコマクサをはじめ、可愛らしい様々な高山植物を観ることができました。

ここでは、高山植物園へのアクセスの仕方やゴンドラの情報、私たちが訪れた時に見られた花々などをご紹介しようと思います。

白馬五竜高山植物園とは

白馬五竜高山植物園の様子

白馬五竜高山植物園は、エイブル五竜アルプス平にある高山植物専門の植物園。
冬はスキー場として賑わっている場所なのですが、6月〜10月には植物園になり、300種以上の高山植物を見ることができます。

上の写真を見るとわかると思うのですが、それぞれの植物の手前にはわかりやすい解説が掲示されていたり、その時々によっておすすめ順路が示されていたり。
スタッフの方々の熱意みたいなものも感じられる、とても素敵な植物園です。

植物園は標高1,515mの高い場所にあるため、ゴンドラに乗っていくのがおすすめ。
「エスカルプラザ」という場所が起点になります。

エスカルプラザまでのアクセス

エスカルプラザ

無料シャトルバス(JR大糸線 神城駅より・期間限定)

松本から電車で白馬村へやってきた私たち。
最寄駅であるJR大糸線 神城駅からゴンドラの発着駅であるエスカルプラザまでは1.8km。
神城駅とエスカルプラザの間は無料のシャトルバスが運行されており、私たちはそれを使ってエスカルプラザに行きました。

※私が訪れた21年7月22日・23日は、神城駅→エスカルプラザは8時台〜13時台まで、1時間に1本〜2本程度の頻度で運行されていました。
※詳しい情報は公式HPよりご確認ください

有料シャトルバス(白馬村各所にて乗車可能)

白馬村の主要地を巡回している「白馬シャトル」の利用もおすすめ。
八方インフォメーションやエコーランドなど、主要な地を結んでいるシャトルバスです。
エスカルプラザから宿のある白馬駅の方に向かうため、一度利用しました。
こちらは一回乗車400円、一日券800円(どちらも大人料金の場合)と乗車料金がかかりますが、車のない人にとってはかなりありがたい。
見所が広範囲にあるため、このような交通機関をうまく利用して巡るのが良いかもしれませんね。

白馬シャトル2021

ゴンドラについて

標高の高い場所にある白馬五竜高山植物園。
歩いて登ることも不可能ではないようなのですが、今回私たちはゴンドラを利用しました。

白馬五竜高山植物園 ゴンドラチケット
白馬五竜高山植物園へのゴンドラ

エスカルプラザから、ゴンドラ(テレキャビン)を使えば約8分で植物園へ行くことができます。

ゴンドラの往復券は、7/10〜8/22は2,200円、その他の期間は2,000円
ゴンドラと植物園内の展望リフトがセットになって、7/10〜8/22は2,600円、その他の期間は2,400円。(大人料金の場合)(公式サイト)
植物園内をゆったり登ることのできる展望リフトの利用もおすすめです。

また、私たちが訪れた期間は、朝は7:00か7:30頃からゴンドラが運行されていました。
涼しいし、朝露に濡れた高山植物は美しいし、空いているし、朝の来園をおすすめします!

白馬五竜高山植物園展望リフト
展望リフトから、ニッコウキスゲが群生しているのが見えました。

7月中旬見ることのできた花々

ここでは私が見ることのできた花々を一部、ご紹介しようと思います。

コマクサ

白馬五竜高山植物園で見頃のコマクサ

馬の頭のような形が特徴的なコマクサ。
植物園にはたくさんのコマクサが植えられており、大群生を見ることができました。

ニッコウキスゲ

白馬五竜高山植物園のニッコウキスゲ

ニッコウキスゲも見頃で、至る所で花を咲かせていました。
鮮やかな美しい花は一日で萎んでしまうそう。

ヒマラヤの青いケシ

白馬五竜高山植物園 ヒマラヤの青いケシ

高山植物園には「ヒマラヤエリア」があり、そこで栽培されている青いケシが見頃でした。
美しい花と、毛のはえたエキゾチック感のある茎や葉が印象的でした。

ノハナショウブ

白馬五竜高山植物園 ヒオウギアヤメ

この類の植物は全部似ていて区別が難しいですね。
朝露に濡れて美しい姿を見せてくれていました。

ナメルギボウシ

白馬五竜高山植物園 ナメルギボウシ

これも綺麗で印象的でした。ユリ科の植物。
白馬村の車の往来が激しい場所で、かなり巨大なものを見かけたのですが・・・同じものなのか、それとも別の種なのでしょうか?

ミヤマトウキ

白馬五竜高山植物園 ミヤマトウキ

まるで線香花火のように花を咲かせている美しい植物でした。

他にも、さまざまな高山ならではの植物を見ることができました。
こんなに高山植物に特化した場所は少ないと思いますし、トレッキングや登山目的ではない観光としてもとてもおすすめです。
日が照ってくるとかなり暑いので、水分や日焼け対策は忘れずに!

おわりに

小遠見山トレッキングの案内

私たちは植物園での高山植物観察のほか、「小遠見山」という場所への片道90分のトレッキングも目的としてこの場所を訪れました。
かなり階段が多く、滝のように汗をかきながらのトレッキングでしたが、こちらもかなりおすすめ。
次回の記事ではトレッキングについて書いていこうと思います!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Translate »