タイ北西部、ミャンマーとの国境近くの街、メーホンソーン。
観光地化はそれほどされておらず、ローカルな魅力あふれ、これまでタイで訪れたどの街よりも好きになってしまいました。そんなメーホンソーンの街中の見どころをご紹介しようと思います。
12/30 関空→バンコク(飛行機)
バンコク→チェンマイ(夜行バス)
1/2 チェンマイ→パーイ(バス)
1/4 パーイ→Wat Pa Tam Wua ワットパータムウア(ソンテウ)
1/8 ワットパータムウア→クンユアム(ソンテウ)
1/9 クンユアム→メーホンソーン(ソンテウ)
1/11 メーホンソーン→パーイ(ソンテウ)
1/13 パーイ→チェンマイ(バス)
1/15 チェンマイ→バンコク(夜行バス)
1/17 バンコク→福岡(飛行機)
CONTENTS
メーホンソーンとは

メーホンソーンはタイ北西部、ミャンマーとの国境近くにある小さな街。これまでご紹介してきた「パーイ」「Wat Pa Tam Wua」「クンユアム」含む「メーホンソーン県」の中心地でもあり、病院もあるし銀行もスーパーも市場もある、とても活気のある街でした。
また、チェンマイからメーホンソーンにかけての道が1864つのカーブがあることでも知られており、「1864」と書かれたお土産が売られていました。

・参考:BE ON THE ROAD「Mae Hong Son: The Land of 1864 Curves」
この記事では、メーホンソーン中心部の湖を中心とした徒歩圏内の見どころをご紹介しようと思います。
湖の周りのエリア (Nong Chong Kham)
メーホンソーンの街の観光名所といえば、湖とその周りに毎晩出現するナイトマーケット、ミャンマー様式の寺院が有名。まずそのエリアの見どころからご紹介します。
湖畔の寺院 ワット チョーンカム

湖の南岸にある、1827年にシャンの職人によって建てられた歴史あるお寺。夜はライトアップされ、多くの人が前で記念撮影を行っていました。

境内に入ってタイの人たちと一緒にお祈りするのもよし(船にろうそくを浮かべて流すお祈りの方法をこの地域ではよく見かけました)、夜、対岸からライトアップされた姿を眺めるのもよし、とても美しいお寺でした。
毎日開催! ナイトマーケット

メーホンソーンの湖の西岸で連日開催されるナイトマーケット。パーイとは異なり、地元の人も多いのが特徴。早い時間は学校帰りの学生たちも多く、ローカル感に溢れています。
食べられるものも、この地域独特のものが多いように感じました。
※詳しくは、「タイ北部で食べたもの〜シャン族の料理」へ!
ヒヨコ豆を使った豆腐を使ったサラダや、


デザートでは、ココナッツプリンや甘いもち米、

インドの激甘菓子、グラブジャムーンを超えるほどの激甘ドーナツなど。

そこまで範囲は広くないのですが、独自のものが食べられる何度行っても飽きない場所でした。湖を眺めながら食べるのもいい感じでしたよ。
オーナー手作りのTシャツやステッカーが買える土産物店

湖の近くに、オーナー自ら描いたイラストを使ったグッズを販売している土産物店があります。私はここで、地図をデザインしたTシャツを購入。ここでしか買えないものを購入できるので、とてもおすすめです。
また、オーナーがとてもフレンドリーで、メーホンソーンの色々な話を聞かせてくれました。ナイトマーケットから徒歩1分ほどの場所にあるので、ぜひ観光がてら訪れてみてくださいね。
民族衣装っぽい服や布、小物が買える土産物店
湖の裏、メインロードの脇にある小さなお店。
店頭には民族衣装っぽい衣服が並び、お店の方がミシンで縫い物をしていました。
ここで売られている服は、なんとこのお店の方が作ったものとのこと!
肩が凝って仕方がない、というようなことを言っていましたが、いやいや、すごいです。
小さいポーチやカバンなど、土産物に喜ばれそうな小物類のほか、民族衣装っぽい刺繍が施されたリボンもメートル単位で売られていました。ハンドメイドで何か作りたい方や、自分のバックパックを何かアレンジしたい!という方も訪れると楽しいかも。
生鮮市場〜シーサンワーン病院エリア
このエリアの見どころは何と言ってもマーケット。早朝賑わうマーケットでは、この地域ならではの食べ物を試すことができます。また、生鮮市場から一本湖側にある「Singha-nat Barm Rungロード」には良い雰囲気のカフェやレストラン、歴史的な建物、メーホンソーンの街を紹介する案内所等あるため、ぜひブラブラ歩いてみてほしいエリアです。
早朝がおすすめ!生鮮市場

黄色ソンテウが発着するバス停のちょうど目の前にある生鮮市場。
タイの市場は、やっぱり早朝に行くのがおすすめ!まだ暗い時間から、かなり賑わっています。(下の写真は、朝6時過ぎの市場の様子)
郊外から野菜を売りに来ている人、食材を売る人、托鉢にくるお坊さん。色んな人で賑わっていました。
この地域ならではの食べ物を買うこともできるのが楽しい!かなりおすすめの場所です。(その場で食べるというより、袋詰めされた状態のものを買い後でお皿に出して食べるのが良さそう)
食料品以外にも、仏教関連グッズ(お香とか)、衣服、布など生活に必要なものがほとんど揃いそうです。ちょっとしたお土産もここで手に入りそうです。

living museum

メーホンソーンの街の歴史や、このストリートに立ち並ぶ建物のこと、この地域の伝統などについてのわかりやすい展示がある小さなミュージアムです。入場料は無料のため、ぜひ立ち寄ってみてほしい場所です。
個人的に興味を持ったのが、昔ながらの家々の解説。メーホンソーンの街の地図と一緒に、「この家は何様式で、今は何に利用されていて・・・」というのが一つ一つ解説されています。日本だと、昔の宿場町でよく見る解説のような感じで興味深いなあと思いました。

雰囲気の良いおしゃれなカフェ coffee morning
シーサンワーン病院に続く道にあるとってもいい雰囲気のカフェ。
こだわりのあるコーヒーはとっても美味しいし、内装も素敵。Wi-fiもあり、長居していても特に何も言われないので、調べ物したり、旅の計画を立てたり日記を書いたりするのにも良さそう。


お店の一角には、お土産にもできそうな雑貨類が販売されていました。
こういう場所で買うお土産もいいな〜と思いました。

ベジタリアンメニューあり jiji restaurant
ベジタリアンメニューがあるお店を探していたところ見つけたお店。
お得な値段で、この地域の食材を使った料理を食べることができます。
私が注文したのは、シャン豆腐の炒め物。マーケットでも見かけたシャン豆腐を薄くスライスして炒めてあります。こういう食べ方もあるのか・・!と驚きですよね。

お店は道に面していて雰囲気もよく。メーホンソーン滞在中1度しか行けなかったけど、また訪れたいお店の一つです。
山の上のお寺 ワット プラタート ドーイコンムー
メーホンソーンの街中からも見える、山の上のお寺、ワット プラタート ドーイコーン ムー。真っ白なミャンマー様式のお寺と、向こうに見えるメーホンソーンの街並みがとても美しいです。
早朝は、谷間に霧が立ち込める光景がとても美しいそう。
メーホンソーンはその特徴から、「三つの霧の町」とも呼ばれているそうです。


山の上のお寺までは、歩きやすい階段が整備されていました。ただし、日中はとても暑く日差しも強いので、朝や夕方など涼しい時間に行くのがおすすめです。
歩いた後は、お寺の脇にあるちょっとしたカフェでスムージーでも飲んで休憩するのもおすすめですよ。


最後に
メーホンソーンにはたくさんの見どころがあることを知ってもらえたかと思います。
観光客のとても多いパーイや、大都市チェンマイとはまた異なるローカルな魅力があり、きっと静かで地元の人たちの中に紛れ込んだような生活をしたい・・・という方には合う街なんじゃないかなと思います。
タイ旅行で、どこか静かな場所に行きたい・・・と思ったらぜひ訪れてみてください。タイのまた別の側面が見えてくるはずです。

私は行っていませんが、メーホンソーンからは有名な「バーンラックタイ」にいくソンテウもでているそうです(市場前のソンテウ乗り場)。タイ北部のより小さい街への拠点としても良い街かもしれませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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