北欧の素敵な文化の一つとして最近日本でも知られ始めたフィーカ。
フィーカ(fika)とは、スウェーデン語でティータイムのこと。人々は、職場の仲間や家族、友人同士で、会話しながらティータイムを楽しむ時間を大切にしています。
ストックホルムの街中でも「フィーカ」という看板をよく見かけました。
今回、いくつかカフェにも行ってみたのでそのご紹介もしようと思います!
フィーカとは
フィーカとはスウェーデンの生活習慣であり、休憩を取ることや、職場の仲間や家族、友人同士でコーヒーを飲む時間を意味する。
フィーカには、甘い焼き菓子がつきもの。
シナモンロールをはじめとする甘い焼き菓子やパン(フィーカブレッド)と一緒にティータイムを楽しむ。
ストックホルムの知人に聞いたところ、会社に出勤して、午前中にフィーカ、昼食を食べ、午後にフィーカ、というように、仕事にもフィーカの時間が含まれているようだ。
ストックホルムでカフェに行ってみた
「フィーカ」は仕事中以外にも、カジュアルなデートにも使えるし、単に一杯のコーヒーを飲むことも「フィーカ」と呼ぶ。
そこで、私もストックホルム滞在中にフィーカを体験してみた。
ガムラスタンでフィーカ
ストックホルムの観光名所の一つ、ガムラスタン。
ガムラスタンとはストックホルムの旧市街で、スターホルメン島という小さな島に位置している。13世紀に始まった街で、ドイツ風の街並みやくねくねと伸びる細い路地が特徴だ。
ガムラスタンでは、FreeWalkingTourで出会った方と一緒に、1785年創業のとあるカフェへ行ってきた。
ガラスケースの中からケーキを選び、カウンターで注文するスタイルだ。お会計も先に済ませられるので楽チン。私たちはベリーのタルトと紅茶を注文した。
屋外にテラス席があった。ちょうど良い気候だったため、外でゆったりティータイムを楽しむことができた。
ESPRESSO HOUSEでおひとりフィーカ
ストックホルムに数多くあるコーヒーチェーン店、ESPRESSO HOUSE。
スウェーデン発祥の、北欧地域において最も大きなコーヒーチェーンだ。
スウェーデンにはなんと243店舗(2018年現在)あり、ストックホルムの街を歩いているとかなりよく見かける。
ESPRESSO HOUSEはわかりやすく言えば、スタバのような雰囲気。PCで作業している人も多く見かけた。お値段もお手軽なので、街歩き中、少し疲れたときに休むのにも最適だ。
私は、キャラメルソースのかかった甘いパンとカフェオレを注文。
静かな店内でゆったりと読書することができた。
おわりに
スウェーデンの素敵な文化、フィーカ。
現地を訪問した際に体験してみるのもそうだが、可能であれば日常生活に取り入れてみるのも素敵そう。同僚や家族、友人との絆がさらに深まるきっかけになるのではないかと思う。