こんにちは!AZUSAです。
さて、今回は、デリー発の1Dayアーグラーツアーに参加した時のことについてまとめます。ツアーではアーグラーフォート、タージマハルヒンドゥー教の聖地ブリンダーバンなど、様々な場所を巡りました。かなり疲れたけどかなり楽しかった・・・!また、参加者はほとんどがインドの人だったので、異文化体験にもなりました。
インドに行かれる方で効率よく場所を巡りたいという方には、このようなツアーもおすすめできるなと思います。それでは、まとめていきます!
CONTENTS
1Dayアーグラーツアーへの参加を決めるまで
デリーの友人、ヴィシャール宅にて。
「ここまで来たんだからタージマハルは絶対見ておくべき!」と彼は強くタージマハルを進めてきます。
混んでそうだし騙してくるおじさんとかいそうだし、、ツーリスティックな場所は好きじゃないんだよな。。。。って感じで私はあんまり乗り気じゃありませんでした。
すると、彼がネットでとあるツアーを発見。
「DELHI TO AGRA ONE DAY TOUR」というツアーで、アーグラーフォート、タージマハル、マトゥーラ、ブリンダーバンを1日かけて巡るツアーです。
個人的にヒンドゥー教に興味を持っていたので、クリシュナの聖地マトゥーラとブリンダーバンにものすごく興味を惹かれ、このツアーに参加することを決めたのでした。
値段は1人899ルピー(インド人料金)。これ、彼がツアー会社に電話してくれたところ、インド人料金でOK!ってことに。しかも本当にスタッフの人々が面倒を見てくれて・・・後から知ったのですがヴィシャールはツアー会社の人やバスの運転手さんと連絡を取り合って、頻繁に私の安否を確認してたらしい。ありがとう、ヴィシャール・・・。
参加当日レポート
朝、バスに乗るまで・・・
デリーの朝。通勤ラッシュが始まる前に、私はメトロのホームにいました。
ヴィシャール(デリーの友達)が色々と調整してくれて、ツアー会社の人が駅前で待ってくれていることになっていたのです。
私の最大の問題はインドのSIMカードを持っていないこと。
最初、ちゃんと辿り着けなかったら連絡も取れない・・・!とかなり不安だったのですが、その不安は的中。
「この駅のこの出口で待ってるよ〜」って言ってたはずのツアー会社の人が、いない!!約束の時間を過ぎても、現れない!
このまま現れず、バスに乗れなかったら約1000ルピーがおじゃんになってしまう(インドを旅していた私からすると1000ルピーってかなりの大金)・・・。
辺りをみまわすと、大通り沿いに大型バスが停まっている。なにやら観光バスっぽい。
そこの乗務員の人に「デリーダルシャン!デリーダルシャン!」というと、ここで待ってろ、とのこと。よかった、なんだか大丈夫そうな雰囲気。そして自分じゃなにもできないのでここはこの人の言うことを信じて待つしかない。。
待つこと数分、車に乗ったおじさん3人組が現れます。
「デリーダルシャン?」「イエス!」と言うと、バス停まで連れて行ってくれるとのこと。このおじさんの車に乗り込み10分ぐらいしてとあるガソリンスタンドに着きました。
「ここにバスが来るから待ってろ!」とのこと。このおじちゃんたち誰なのかもよくわからないし、不安になりながら待つこと30分くらい。
「このバスだ!」と言われて、言われるがままバスに乗り込みました。
よかった、1000ルピーをおじゃんにすることなく無事バスに乗れたあ・・・ほんと安心しました。
後でこのことをヴィシャールに言うと、「誰かもわからない人の車に乗っちゃダメだよ!!」と注意されました。車に乗る前は、その人のIDを見て、誰なのかを確かめた上で乗れ、と。日中でも犯罪が多発しているデリー。私の行動はちょっと軽率だったかもしれません。
そしてヴィシャールがツアー会社の人から聞いたところによれば、私は時間を過ぎても来なかったからバスが先に行っちゃった!って。えー、ちゃんと時間通りにいたんだけどなあ・・・。何度時間を確かめたことか。謎です。
色々謎だったけど最終的にバスに乗れてよかった!ここから詰め詰め大忙しのバスツアーが始まります。
アーグラーへ
途中サービスエリアでの朝食休憩を挟み(同じようなツアーのバスが何台も停車しているのですごく混雑)、バスはアーグラーへ。スタッフが4人ぐらい乗ってて、そのうちの一人がヒンディー語で一日の流れやチケットについて説明します。
この日バスに乗っていた外国人は、私とブラジルから来たアレックスのみ。スタッフは、私とアレックスに個別で英語で説明してくれました。
スタッフさんによれば、「アーグラーフォートとタージマハルはチケットが必要、ガイドを含めてこの値段」、とのこと(詳細は忘れたけど自分で買うよりちょっと高かった)。
タージマハルのチケットは事前にWebで買っていたので良しとして、全然興味のないアーグラフォート、別に行かなくてもいいなあって思ってたんですが・・・この人のセールスが上手でチケットを買うことに(結果行ってよかった)。
そしてなんだか渋っていたらディスカウントしてくれた。
また、私が心配していたのはタージマハルのチケットを買う際に自分で設定した入場時間。ツアー内容から考えて、10:00-13:00の時間帯でチケットを買っていた私。絶対にこの時間にタージマハルに着けないので、スタッフに相談すると「ノープロブレム」とのこと。ちょっと怖いけどどうしようもできないので、スタッフを信じるしかない。
私が想定していた時間を大幅に遅れて、バスはアーグラーへ近づいていきます。
アーグラーに着くとさらに想定外の出来事が。
道が狭い&大型バスもローカルなトラックも入り乱れて走ってるので、すごい渋滞!!!

観光地なんだからもっと道を広くするとか、渋滞対策はできると思うんだけど、、、
そんな渋滞を乗り越え、どうにかこうにか、アーグラフォートに着くことができました。
アーグラーフォート

アーグラーフォートは、ムガル帝国時代の城塞でユネスコの世界遺産でもあります。
入場料は外国人650ルピー。ガイド料も含めて1000ルピー払いました。(インド人は50ルピーなんだよ。この差やばすぎるよ)
ここでは、ツアー参加者はガイドさんに続いてまとまって行動。
ガイドさんはヒンディー語でインド人参加者に説明した後、かなり聞き取りにくいインド英語で(しかもちょっと端折っている気が・・・)私とアレックスに英語で説明してくれました。なぜか夫婦だと思われていてアレックスと私のツーショット写真をたくさん撮ってくれたりw意味がわからないw


アーグラーフォート、建物は美しいし、景色も素晴らしくて。来てよかったなあ。
遠くにタージマハルが見えたのには感激!

ここからはウッタル・プラデーシュ州のなんだか荒涼とした大地を見渡すこともできて、素敵だったなあ。その中に丸っこいシルエットのタージマハルがぽつんと建っていて、なんだか変な感じ。

私たちにだけ特別サービス!?でたくさん写真を撮ってくれたガイドさん。
最後にチップくれませんかね・・・的な雰囲気を漂わせていたけれど、ごめん、外国人料金で高く払ってる上にさらに払うのは納得ができない><しかもガイド料金はもう払っているしね。そこはアレックスも同意でした。
タージマハルへ行く前に・・・土産物屋さん
アーグラーフォートを見終わって、なんだかお腹がすいてきた・・・。
もうお昼時なんだけどなかなかご飯にありつけない。
というのも、ご飯の前に土産物屋さんに連れて行かれて30〜40分そこで過ごしたんです。
ここは日本の格安ツアーと同じだね。
そのほかにもアーグラー名物のお菓子屋さんに行ったりして(みんなめっちゃ買っていた!ウリでできたお菓子らしい。試食したけど口に合いませんでした)・・・お腹が空いてご飯のことしか考えられないよ。

ランチ・これでもかってくらい美味しくない
やっとこさ、3時ぐらいに昼食休憩。ツアー指定の食堂でターリーを食べました。
ツアーで仲良くなった、バンガロールから来た家族と一緒に食べることに。


見た目でもわかるように、このターリー、本当に美味しくないw こんなに美味しくないインド料理をインドで食べたのは初めてだわってくらい美味しくなかったw
インド人家族は私のターリー(サウスインディアンセット)を見て、「え、ロティ付いていないの!?」と驚いて、ロティをちょっと分けてくれました。このお米が本当に美味しくなかった。なんなんだろう。。
ご飯に関しては不満タラタラのツアーでした。笑
ランチの後、アレックスと私は現金がない!とATMを探してウロウロ。待ってくれていたスタッフの人々、他の参加者の人々、助けてくれた人々、感謝><
さて、ランチの後はやっとタージマハルへ!
タージマハルはやっぱり行くべき!

やっとこさたどり着いたタージマハル。
入場料は1050ルピー(ネットで前日に購入)。日本円にすると1600円くらい。法隆寺と同じレベルの入場料の高さである。。でもそのくらい払う価値はありました。
心配していた入場時間については何も言われることなくスムーズに入場。
敷地内に入って、ちょっと歩いて、門をくぐるとパッと現れるタージマハルに本当に感激しました。大きくて美しくて、やっぱり人を魅了する建築物だなって思います。

予想していたよりも人が少なくてとても平和。快適に見て回ることができました。

面白いのは、インド中色々なところから人が来ていること!
セルフィーを頼まれた家族連れはケーララ州から来たって言ってたなあ。また、ツアー参加者の中には、バンガロールから来た家族やアーンドラプラデーシュ州から来ている学生などなど、これもまた面白かったなあ。タージマハルはインドの人々にとっても一大観光地なんだな。
タージマハル、実は建物の中にお墓があって、そこに入るには別料金がかかります。
私はあまり興味がなかったのですっ飛ばして、公園を散策したりトイレを探したり水汲み場を探したりして過ごしていました。なぜか人々(多分貧しい層の人々)が水汲み場に集まって大量のペットボトルに水を詰めて持って帰っていました・・・。
うん、インドでは人間観察がとても面白い。

さて、タージマハルを堪能した後は、クリシュナの聖地マトゥーラとブリンダーバンへ。
もうすぐ夜になってしまうけれど大丈夫なのか!?(2)に続きます・・・。