詩と文学の街として知られるイラン南西部の街、シーラーズ。
シーラーズには、美しいモスクや古い街並みが残り、国内外から観光客を惹きつけています。また、世界遺産ペルセポリスや幻想的なピンク色の湖、ピンクレイク等郊外にも見どころがたくさん。
今回の記事では、そんな魅力的な街、シーラーズで訪れるべき場所をまとめていきます。今後イランに行かれる方に参考にしていただけたら嬉しいです。
ピンクモスクでステンドグラスを見る
ピンク色のタイルが多く使われていることから、ピンクモスクの名で知られているマスジェデ・ナスィーロル・モスク。街のシンボルである薔薇の花がタイルにも描かれており、ローズ・モスクとも呼ばれることがあるそう。
このモスクの見どころは、何と言ってもステンドグラス。
朝訪れると、ステンドグラスの光がカラフルなタイルや床に敷かれたペルシャ絨毯に差し込むとても美しい光景を目にすることができます。
このモスクは朝7:30に開館するのですが、たくさんの人が開館前から待っていました。ステンドグラスに朝日が差し込む光景を見るために、朝早い時間に人が集中しているよう。朝8:00ごろになると、さらに人は増え、ゆっくり写真を撮ったり、座ってぼーっとしたりすることなんてできなくなります。オープンと同時に行くのがオススメです。
また、ピンクモスクの前では多くのドライバーさんが営業していました。
私は、ペルセポリスに連れていってもらったドライバーさんにこのモスクの前で出会いました(ペルセポリスについての記事はコチラ)。
ちなみに入場料200,000リヤル(約1.4ユーロ)が必要です。
- 開館時間と同時に行くと混雑を避けられる
- 入場料は200,00リヤル(2019年時点)
オールドタウン街歩き
シーラーズには、テヘランでもイスファハーンでも見かけなかったような古い街並みが現在も残っています。その中を歩いていると、まるでタイムスリップしてしまったかのような感覚になります。そのような街並みの中を行き先を決めずにブラブラするのも面白かったです。
私の宿泊したホステル、「Taha Hostel」はまさにこのオールドタウンの中にありました。ホステルへ戻るにも、様々な道がありまるで迷路のよう。探検家気分で歩いているだけでもとても楽しかったです。
シーラーズアイスを食べる
国土の広いイラン。地域によって見かける食べ物が少し違ってくる。
特にシーラーズの人に勧められたのがアイスクリーム。
でんぷんで作ったヌードル状のものにシロップをかけて食べる独特なアイスで、とても不思議な食感。ポリッポリしているんだけど、冷たいし、甘いし、レモンシロップがかかっているので少し酸っぱい。ここでしか食べられないアイスだろうな、と思いました。
ジューススタンド等で売られているので、もし機会があれば食べてみてくださいね。
おわりに
今回のイラン縦断の旅の中でも、特に、シーラーズは昔ながらの町並みの残る美しい街でした。ペルセポリスを目的に行く方も多いと思うのですが、ぜひ1日ゆっくりできる日を作って、街をブラブラしてみてくださいね。