詩と文学の街として知られるイラン南西部の街、シーラーズ。
シーラーズには、美しいモスクや古い街並みが残り、国内外から観光客を惹きつけている。また、世界遺産ペルセポリスや幻想的なピンク色の湖、ピンクレイク等郊外にも見どころがたくさんある。
今回は、そんな魅力的な街、シーラーズで絶対にやってほしいことを3つご紹介する。
1.ピンクモスクでステンドグラスを見る

ピンク色のタイルが多く使われていることから、ピンクモスクの名で知られているマスジェデ・ナスィーロル・モスク。街のシンボルである薔薇の花がタイルにも描かれており、ローズ・モスクとも呼ばれることがあるそう。

このモスクの見どころは、何と言ってもステンドグラス。
朝訪れると、ステンドグラスの光がカラフルなタイルや床に敷かれたペルシャ絨毯に差し込むとても美しい光景を目にすることができる。

このモスクは朝7:30に開館するのだが、たくさんの人がそれより前から待っていた。ステンドグラスに朝日が差し込む光景を見るために、朝早い時間に人が集中しているようだ。朝8:00ごろになると、さらに人は増え、ゆっくり写真を撮ったり、座ってぼーっとしたりすることなんてできなくなる。オープンと同時に行くのがオススメだ。
また、観光客が集まる場所であるため、多くのドライバーさんが営業している。
私は、ペルセポリスに連れていってもらったドライバーさんにこのモスクの前で出会った(ペルセポリスについての記事はコチラ)。
朝、モスクはかなり混雑するので、この混雑に乗じて悪いことをしようとする輩もいるかもしれない。気をつけてほしい。
ちなみに入場料200,000リヤル(約1.4ユーロ)が必要。
<まとめ>
- 開館時間と同時(7:30)に行こう。
- 入場料は200,000リヤル。
2.オールドタウン街歩き

シーラーズには、テヘランでもイスファハーンでも見かけなかった古い街並みが現在も残っている。その中を歩いていると、まるでタイムスリップしてしまったかのような感覚に陥る。
そのような街並みの中を行き先を決めずにブラブラするのも面白い。

私の宿泊したホステル、「Taha Hostel」はまさにこのオールドタウンの中にあった。ホステルへ戻るにも、様々な道がありまるで迷路のよう。探検家気分で歩いているだけでもとても楽しかった。
<まとめ>
- 古い街並みが今も残っている。
- 迷子にならないように注意!
3.シーラーズアイスを食べる
国土の広いイラン。地域によって見かける食べ物が少し違ってくる。
特にシーラーズの人に勧められたのがアイスクリームだ。
シーラーズアイス、これはかなり、独特な食べ物だった。
でんぷんヌードルがポリッポリしているんだけど、冷たいし、甘いし、レモンシロップがかかっているので少し酸っぱいし・・・世界にはいろんなスイーツがあるもんだなあ、でもタピオカみたいに日本で流行ったりはしなさそう(笑)

↑ちなみにこういう風に冷やされている。
<まとめ>
- ポリポリひんやり独特の食感!
- ジューススタンドで売っているよ
おわりに
今回のイラン縦断の旅の中でも、特に、シーラーズは昔ながらの町並みの残る美しい街だった。
郊外にある世界遺産を目的に行く方も多いと思うが、1日ゆっくりできる日を作って、街をブラブラしてみてほしい。
