2019年10月に世界一周の旅を終え、大まかにはブログを書き終えたのですが、特にWi-Fi環境やゆっくりパソコンを開く時間があまりにもなかったインドでの2ヶ月のことは、まだ書ききれていません。なので今日からは、ゆっくりとインドでおきた出来事について振り返っていこうと思います。
最初は、出会いについて。
インドではその土地柄か、人と人とを引き合わせる、そんなパワーがあります。
同じ高校を卒業した先輩に出会ったり(!)、地元がめちゃくちゃ近い人と出会ったり(!)なんだか偶然すぎる出会いが多々ありました。また、それらの出会いの中には、私が人生について考えるきっかけになったものや、新たな好奇心の芽を与えてくれたものなど様々ありました。
今回は、インド南部のタミルナードゥ州 マドゥライでの出会いについて。様々考えるきっかけになり、新しいことを知るきっかけにもなった出会いでした。
マドゥライでの出会い
ヒンドゥー教の聖地、「ラーメシュワラム」からバスを乗り継ぎ、やっとたどり着いたマドゥライのホステル。インドでは行動力と「なんとかなるさ」精神が通常の倍以上になっていたなあ、と実感しますが・・・。
ラーメシュワラムについては下記記事にて。
ホステルの同部屋に、デリー出身で南インドを旅しているアルピット、と、ハンガリー出身でとあるアシュラムでボランティアをしていたというアンドラスがいました。彼らとの出会いも、なかなかに印象深いものだったし、彼らそれぞれにインスピレーションを受けました。
アルピットは、旅行が好きなインド人。
これまで旅行の中で接してきたインド人とは異なり、訛りのない英語を話します。
そのためか、インド人からもインド人と認識されず、博物館では外国人料金を払うよう言われたりしていました。格好も、清潔感がある。
彼と出会い、インドの貧富の差やカーストのようなものについて改めて考えさせられました。
彼とは後日、タミルナードゥ州 ポンディシェリにある持続可能な社会を目指す共同体、Aurovilleで再開することになります。
ハンガリー出身のアンドラスは、生活の中でヨガを実践している人。
今回インドを訪れたのも、とあるヨガセンターでボランティアをするのが目的だったそう。
岩山に登って自然のパワーを感じたり、大量のフルーツを分けてくれたりとなんだか不思議な人。
後日、彼のグル(人生を導く師匠)の本を読んでみたのですが、人間が自然との繋がりの中にあること、それを感じながらコンシャスに日々を生きること、を言っていて、思い返すと、彼はそれを実践していたのだなあ、と気づきました。
日本では、そんな精神面の伴わないエクササイズとしてのヨガが流行っていますが、ヨガの本質って実は精神的な面なんだよ、とそのグルは言っています。
そんなことを彼を通じて知ることができました。
おわりに
インドでの数々の出会い、一つ一つが、私に何かを気づかせてくれた大切なもの。
忘れないためにも、このブログに書き残していこうと思います。