あけましておめでとうございます。
とうとう2020年、オリンピックイヤーですね。
現在筆者は転職活動を始め、目標は今年4月から東京で働き始めること。
なかなか旅行に関しての記事を書くことができていないのですが、仕事を始めるまでに、これまでの旅行についての記事をまとめ終えたいと思います。
今回は、バルト三国の一つ、ラトビアの首都リガについて書きます。
これまで、市場のことやフェスティバルのこと、博物館のことなどを書いてきましたが、リガの見どころといえば「ドイツよりもドイツらしい」と言われる古い街並み。
今回は、そんな美しいリガの街並みをご紹介。
中世ヨーロッパにタイムスリップした気分を味わってみてください。
CONTENTS
ラトビアの首都、リガとは?
東欧、バルト海沿いにある国、ラトビア。
エストニア、リトアニアに挟まれた国で、他にも東にはロシア、ベラルーシと国境を接しています。
16世紀にはリトアニア・ポーランド領となったり、17世紀には一部がスウェーデン領になったり、20世紀に入るとソ連に編入されたり・・・。その地勢から、様々な国の影響を受けてきたラトビア。
その首都、リガには、13世紀、ドイツ人たちが多く移り住み、ドイツ風の建物が多く建てられました。その街並みは「ドイツよりもドイツらしい」と有名。ユネスコ世界遺産にも登録されています。
今回は、そんなドイツの雰囲気の残るリガ旧市街をぶらぶら歩いてみたときのことをご紹介します。
リガ街歩き(1) 旧市街の外
ロシアからバルト海に注ぐ〜ダウガヴァ川

リガの中央にはダウガヴァ川が流れています。
この川の全長は約1020kmで、ロシアからベラルーシ、ラトビアを通ってバルト海に注いでいます。
川のそばには歩道が整備されており、ウォーキングやサイクリングを楽しむことができます。
上の写真は鉄道橋。
バスターミナルや中央市場からすぐの場所にあるので、ぜひ行ってみてください。
ラトビア独立の象徴〜自由の記念碑

1935年に完成した、独立戦争の際に命を落とした兵士たちに捧げられた記念碑。
休日に訪れると、記念碑の両脇に衛兵が立っていました。
現在はとても平和そうに見えるリガですが、過酷な歴史があったんだなあとこのような記念碑を見ることで実感できます。
リガにはソビエト時代のKGB(ソ連のスパイ組織)に関する博物館もあります。
過去の忘れてはならない歴史を知るためにも、このような場所を巡ってみてもいいかもしれませんね。
街中にある憩いの場所〜運河と公園

自由の記念碑の後ろ側には美しい公園が広がっています。
様々な花が植えられていたり、公園の中央を流れる運河ではちょっとしたクルーズを楽しむことができたり。近くには大学やオペラハウスもあるので、地元の人にとっても、観光客にとっても憩いの場になっています。

街中にもこんなに自然が溢れていて、とっても素敵ですよね。
この美しい公園は、私がリガを気に入った理由の一つです。

リガ街歩き(2) 旧市街
クマの像と写真を撮ろう!タウンホールスクエア

リガ旧市街の見所の一つ、タウンホールスクエア。
このスクエアにある建物は第二次世界大戦時に破壊されてしまいましたが、現在は再建され、観光案内所や土産物屋が入っていたり、内部を見学することができるようになっています。
また、この広場には毎年クリスマスツリーが飾られるそう。
クリスマスの時期に訪れると、いつもと一味違う雰囲気が味わえそうですね。
ちなみに、このクマ。

United buddy bearsという、2018年に開催されたイベントで使われたクマとのこと。
2019年9月現在も置かれており、たくさんの観光客が一緒に写真を撮っていました。
リガを訪れた際は、ぜひこの可愛らしいクマちゃんと一緒に写真を撮ってみてください。
旧市街のランドマーク、聖ペテロ教会

リガ旧市街の至る所から見ることのできる高い尖塔が目印の聖ペテロ教会。
元々は13世紀初頭に建てられた教会で、増改築や再建を経て今の形になっています。
現在では、なんと塔内部にはエレベーターが設置されており、観光客が塔からリガ旧市街を一望することができるようになっているそうです。
Our Lady of Sorrows Church (聖母受難教会)
リガ旧市街にはたくさんの教会がありますが、もう一つご紹介したいのがこの教会。

8世紀に建てられたローマカトリックの教会で、白い外壁とエメラルドグリーンの屋根が特徴的。美しい街並みとマッチして、とても心に残る教会でした。
まるで迷路、路地をブラブラ
リガ旧市街でオススメなのが、目的地を定めず、地図を見ず、細い路地をぶらぶら歩くこと。入り組んだ道はまるで迷路。歩いていると突然、教会が見えてきたり、いい感じの街並みを見ることができたりします。
ここでは、私が路地をブラブラしているときに見た美しい街並みをご紹介します。



まるで迷路のような路地の奥には、隠れたレストランやこだわりの雑貨屋さんが。
観光客が多いので、旧市街には数多くのレストランや土産物屋さんがあります。

おわりに
ドイツよりもドイツらしい街、リガ。
中世の面影の残る迷路のような道をブラブラ歩いてみることもできれば、ラトビアの忘れてはならない近代史を学ぶこともできます。
ぜひ何泊かして、リガの様々な側面を見てみてくださいね。
リガで伝統音楽の生演奏が聞けるパブについての記事もまとめました。
よかったら見てみてください〜
