こんにちは!AZUSAです。2023年の9月、ニューヨークを訪れました。
中でも訪れたかったのが、その建築がユネスコ 世界遺産に登録されているグッゲンハイム美術館。グルグルとスロープを上がりながら作品を観ていくその展示スタイルは独特で、建築に興味がある人は必見の美術館だなと思いました。
それでは、グッゲンハイム美術館について、アクセスから歴史、内部の様子などまとめていきます!
グッゲンハイム美術館の歴史
この美術館には、20世紀前半にアメリカの鉱山王として知られたソロモン・R・グッゲンハイムによって建てられ、1959年に現在の場所に完成しました。実はグッゲンハイムさんは1943年に美術館の設計を依頼した後、1949年に亡くなったため、美術館の完成した姿を見ることはできませんでした。
この美術館を設計したのはフランク・ロイド・ライト。日本にもいくつか彼が設計した建築物がありますよね。
グッゲンハイム美術館は2019年、「フランク・ロイド・ライトの20世紀建築作品群」の一部として世界遺産に登録されました。「フランク・ロイド・ライトの20世紀建築作品群」にはアメリカ全土に点在するフランク・ロイド・ライトの建築8つが登録されています。
アクセス
グッゲンハイム美術館は、セントラルパークの東側に隣接したところにあります。地下鉄の86St駅が最寄駅ですが、セントラルパークを散歩してその後美術館へ行く・・・というのも良いかも。
入場料など
グッゲンハイム美術館の入場料は、大人30ドル(約4,500円)、12歳以下の子供は無料。大人はちょっと高価ですが、Webサイトによっては早めに買うと値引きがされているところもあったので、早めに予定を立てられる人は、その方がお得に入ることができるかもしれません。またIDが必須ですが、学生は19ドル(約2,800円)で入ることができます。
実際に行ってきました
グッゲンハイム美術館に向かって歩いていくと、アパートメントが立ち並んでいる街並みの中に突如白い巻き貝のような建物が現れます。周囲から切り離されたような、SFチックな建物だな、という印象を持ちました。
中に入って上を見上げると、スロープが上部までくるくると続いているのを見ることができます。この美術館は、スロープを上がりながら展示を見ていく独特なスタイルです。
最上階から見た景色はこんな感じ。各階に展示室もありますが、各階のスロープ部分にも作品が展示されていて、歩きながら、移動しながら展示を見ることができます。
こちらは常設展。ピカソやゴッホ、セザンヌ、ゴーギャンなど著名な画家の絵画が展示されています。
企画展は、私が訪れた際にはGego(Gertrud Goldschmidt)というアーティストの展示が行われていました。彼女はドイツのユダヤ人家庭に1912年に生まれ、1939年にベネズエラに移り住みました。線を組み合わせたような作品が各階のスロープに展示されていました。
また、最上階と一番下の階にはSarah Szeというアーティストの作品が展示されていました。
写真と絵、線、映像と音が組み合わさった作品たちで、とてもユニークでした。全世界に知られた巨匠たちの作品から現代美術まで幅広く見ることができて面白い美術館でした。他にも、韓国の現代美術ムーブメント(?)が起きた時の作品などは「これもアートなの??」っていうようなものがあって興味深かったです。
グッゲンハイム美術館へ行ってみて
美術館は広いですが1日で回りきれない!って程ではなく、途中カフェでの休憩を挟んでも4時間くらいで巡ることができました。想像力を掻き立てられるような作品が多く、個人的にはとても楽しかったです。
ニューヨークをこれから訪れる方、ぜひグッゲンハイム美術館にも足を運んでみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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