2018~2019 ユーラシア大陸をめぐる旅

【インド】2ヶ月の旅の最中に思ったこと たくさんの人との出会いが新たな気づきをくれた

旅行を初めていつの間にか3ヶ月。インドへ来て1ヶ月が経ちました。
タイ・ラオス・ミャンマーを巡ってからインドへ来ましたが、それら3か国を巡っていた時以上に、インドでの日々は毎日が出会いと気づきに満ちています。
自分の備忘のためにも、今まで旅の中で気づいたこと・思ったことをまとめようと思います。

※言われたことや様々なワードに対しての2019年時点の自分なりの理解です

メイクアップは必要ない?

ケーララ州 コーチンでのんびりダラダラ1週間以上を過ごしていた私。
ホステルに音楽の趣味がめちゃくちゃ合う人がいて(その人の影響で70年代のプログレロックにハマっています)、その人と話していた時のこと。

「日本では毎日メイクしている」ということを何かの文脈の中で言ったら(なんの話をしていたのかは忘れましたが・・・)、「メイクアップするような人に見えなかった」と言われたのです。
その言葉自体が馴染みがなくて(メイクアップするような人、ってなんだろう。フランスではバッチリメイクする人と全くしない人と2種類いるのだろうか?日本では、メイクアップはmustなものと思っていたから)、不思議でしたが、彼によれば「タトゥーもしているし、ピアスもしているから」と。
私の解釈、タトゥーやピアスで素の自分を綺麗に着飾っているから、メイクで自分を隠して綺麗に見せなくてもいい!ということ・・・??うーん、いい言葉が見つからない。
でも彼の言うことの根っこは理解できた。

それまで、この旅の中でも、毎日のようにメイクをしていた私でしたが、この日をきっかけにメイクをするのをやめました。

それでも、皆「綺麗ね!」と言ってくれるし(それがインド人にとっては挨拶感覚だとしても)、自分も着飾らず素の自分のまま自由に笑顔でいられるようになった。自由に自分のペースで日々を送れるようになった。さらに、何と言っても朝が楽。

これから当分の間メイクなしで生活しようと思っています。
本当にこれは、これまでの人生を通じてとっても大きな気づきでした。

プログレロックにハマった

1で紹介したフランス人の影響でプログレロックにはまりました。
主にYESとピンク・フロイド。YESのRoundaboutが入っているアルバム(ほぼそれしか聞いていない)最高すぎる。あと、ピンク・フロイドのEchoが入っているアルバム。
この記事を書いている時も聴いているのですが最高すぎる・・・・。ホステルで大音量でプログレロックをかけながらぼーんやりダラダラ〜する日々は最高でした(時々で良いけれど)。

他の人には「ジャパニーズミュージックだよ!」と言ってKIRINJIを紹介したところ大好評でした。

とりあえずインドのどこかの都市で安くて小さいブルートゥーススピーカーを買います。

ネットは時々アンノイングだ

インドへ来てからと言うもの、ホステルやゲストハウスでWi-Fiが繋がりづらく、アシュラムではWi-Fi自体ないor制限されている環境で、次第にネットなしの生活が苦でなくなりました(なのでブログの更新がおろそかになっていました・・・)。

最近やっとWi-Fiが快適な環境を手に入れて、LINEやらWhatsappやらインスタやら即時に確認できるようになりましたが、なんだか最近思うのは・・・
通知に振り回されて、なんだかちょっとアンノイング。と言うこと。
インドへ来て出会った旅人の多くが、あんまり写真を撮らなかったりSNSをしなかったりして、それにも影響されたのかもしれない。心の奥では「そっちの方がクールだ!」と思っているのかも。

これまで、インスタグラムでいいね!の数に一喜一憂して「どうすればいいねがたくさんもらえるんだろう?」と考えたり、ブログも「他の人に役立つ情報を載せてうまくやって収入源に・・・!」とか思っていたけれどよくよく自分の旅の目的を考えると、それはいいねの数でもブログでお金を稼いで一生旅をすることでもなかった。

この旅の目的ってなんだろう

これまで、「旅の目的ってなに?」と聞かれて、「特にないよ〜」とか「もっといろんな社会問題を知りたいと思った」などなどなんだか曖昧にしか答えられなかった私。
それって、深く考えていなかったからじゃないかなあ。

コーチンで出会って、4日間くらい一緒に旅をしたフランス人の女の子(同い年!)と色々話した。
彼女は自分の強みを自分で自覚していて、それを活かせるのはどんな仕事か、そのためには何が必要か、考えてそれに向けて旅をしている・しかもワーホリでお金を稼いだりしながら4年間も!
彼女は、旅の目的や、自分がどうなりたいか、を本当にはっきりと話す。

彼女は子供の時に学校で、「将来自分が何になりたいか考えてきましょう!」と言われて、その質問に本当に困って、深く深く、その問いについて考えていたらしい。それでついに去年、「これだ!」と思うものを見つけたみたい。

目的がはっきりしているから、それまでの道も筋の通ったものになっている。。

私はなんだかこの旅(特にインドに来てから)で、その女の子に出会ったときは特に、なんだかフワフワして、人に流されて、自分の進む道を見失っていた。自分で「あれ?これって何か違くない?」と少しモヤモヤしていた時だったから、さらに彼女の言葉、彼女の考え方は刺さった。

そこから考えて・・・。

今は、「この旅の目的は、自分が将来どうなりたいか、どういう人生を送りたいか探すこと」とはっきりと言えるようになった。

それもこれから考えていくうちに変わるかもしれないけれど・・・。
少なくとも、きちんとはっきり自分で説明できる目的があれば、一応道は見失わずに旅ができると思います。

そしてこのブログの目的は「自分の旅の経験をシェアすること!」。
友人と話していたところ「Travelling Guruいいんじゃない?」と言われてTravelling Guruってなんだ、けれど、あ、もしかするとカルマヨガの一つかもしれない。なんて今思ったり。そういえば旅行ブログって人の人生を変える力を持っている気がする。ということはGuruになりうる・・・!?なんて思ったり・・・。

AZUSA
AZUSA
わー、時がたちあとから読み返してみると色々気づきがあるな〜(2023年の私)

最近は、色々影響されてベジタリアンになろうか考えている。でもこの選択は本当に勇気のいる難しい選択だよなあ・・・なのでなかなか決められない。でも、ここ1ヶ月くらいベジタリアンな生活はしています。
↑この後Aurovilleで100%ベジタリアンになることを決意し2023年7月現在もその生活を続けてます

「内側」の大切さ

ベジタリアン、は生活だけじゃなくてスピリチュアティ(これって実は日本人にとってとても身近なワードなのではないか。英語でスピリチュアリティっていうからなんか胡散臭く聞こえるだけで、どこにでも神様は宿ってるんだよ〜って考え方とか、例えばいただきます/ごちそうさまを言うこととか、ある種のスピリチュアリティ?)な側面もある。

内側を綺麗にして、より充実させるために食べ物も大事なんだよ〜って言う考え方(※私なりの理解)。
食べ物だけじゃなくて日々の瞑想とかヨガとかも内側を綺麗に充実させるためのもの。
ヒンドゥー教では内側、が大事にされていて、でもそれってヒンドゥー教徒以外にも当てはまるよなあ。
ああ、なんかおじさんの言葉を直に聞いているときに思ったこと、忘れてしまった・・・。

けれどこの旅で、内側の充実、と言う側面でも自分が将来どうなりたいか、どういう人生を送りたいかを探していこうと思いました。

インドの人々

インドって本当に発展した国。その一方で、裕福な人と貧しい人は別の国の人のように思える。
今回の旅で出会って何日間か行動を共にしたデリー出身の男の子は、50ルピー(70円くらい)に対して「たった50ルピー」という。けれど田舎町のホテルで「お金をちょうだい。ご飯、ご飯」と言ってきた掃除のおばちゃんは、20ルピーでとても嬉しそうにしていて、大切そうにお金を胸元にしまっていた。
デリー出身の彼は、ひとり旅もできるし、外国にも行けるし、食べ物を好きな時に食べられるし、本物のブランド品、例えばプーマやナイキなど・・・の靴や帽子なんかも身につけている。英語もとっても堪能で、まるで欧米の人のような価値観を持っているように感じられた。ゴミもポイ捨てしないし、お金を払うときもきっちり割り勘で。一方のおばちゃんはタミル語しか話せず、プライドを捨てて細い骨ばった手でご飯を食べるジェスチャーをしながら外国人にお金を要求している。
なんなんだろう、これまで行った国では感じたことのない不思議な気持ちによくなります。

とりあえず、いま考えて思いつくのはこのくらい。
また切りのいいタイミングや新しいことに気づいた/思ったタイミングで、こう言う記事を書こうと思います。

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