カナダ

【カナダ】凍った湖を歩く!北部オンタリオ ニピシング湖

こんにちは、AZUSAです。1月下旬、北部オンタリオに行ってきました。その際、ノースベイという街に隣接している巨大な湖、ニピシング湖(Lake Nipissing)を訪れ、凍った湖の上を歩きました。

今回の記事では、ニピシング湖や沿岸の街ノースベイの歴史、冬のアクティビティ、実際に歩いてみた時のことなどご紹介していきます。

ニピシング湖(Lake Nipissing)とは

ニピシング湖はカナダのオンタリオ州、トロントから北に350kmほどの場所に位置する氷河湖。五大湖以外では、州内で5番目に大きな湖です。

17世紀初頭にフランス人の毛皮商人が初めて訪れ、その後ヨーロッパから渡ってきた人々の入植が始まったのが19世紀末頃。北岸のノースベイ(ニピシング湖の北岸に位置していることから名付けられた)にはこの頃鉄道が開通し、西部への起点となりました。また、20世紀には木材業や鉱山業などの産業によって発展しました。

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その前にはIndigenous Peopleがこの地域には住んでおり、「Nipissing」とは彼らの言葉で「Place of the elms」ニレ(植物のニレ)の場所、という意味だそうです

ちなみに、現在は北部オンタリオに行くには鉄道など通っていないので、あまり本数のないバスか、車で自分で行く、またはシェアライドなどで行くなどの方法しかありません。

冬のニピシング湖へ行ってきた

アイスフィッシング

ニピシング湖は冬、アイスフィッシングが有名。私が訪れた1月下旬、凍った湖の上にはたくさんの小屋が建っていました。

小屋によっては暖房設備が整えられており、週末に来てここで泊まって、アイスフィッシングをして、帰る・・・そんなグループもいるんだとか。

湖の上にはたくさんの小屋が

スノーモービル

アイスフィッシングの小屋へ行くため、または冬のアクティビティとして、湖の上ではスノーモービルを運転している人を見かけました。

湖にはスノーモービル用の道が設置してあって、多くの人がこの道を使います。

スノーモービル用の道の目じるし

湖の上に駐車された車

驚いたことに、湖の上に車が何台も駐車されていました。

湖の上に車が停まっていました

もちろん岸に近い、おそらく水深が浅く氷が頑丈な場所だとは思うのですが、、怖いー。

実際、毎年のように凍った湖をスノーモービルやATVで運転していて、湖に落ちてしまう事故が起きるよう。湖に落ちた機会を救出する会社まであるそうです。

ニピシング湖の様子
ニピシング湖の様子(2)
ニピシング湖の様子(3)

おわりに

今年は暖冬。1月下旬にもかかわらず、この日は+2度くらいの気温。少し南下すると、凍りきっていない湖もあり、普段ならアイスフィッシングの人々で賑わっているはずの場所に人気がなかったり・・・

もし気温がどんどん上昇して、湖が十分凍らなくなってしまったら、この産業に関わっている多くの人が困ってしまう・・・とか考えさせられました。

とにかく、この光景はカナダならではだと思うので、カナダの冬についてもっと描いていけたらなと思っています。


最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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