ラージャスタン州の北西に位置する小さい町、ビカネール。
滞在していたホステルのご主人の紹介で、ビカネールで最も大きな病院の食堂でボランティア体験をしました。その内容や、体験を通して感じたことを書いていきます。
滞在したゲストハウス Shanti House
私がビカネールで宿泊した宿は、オールドシティの近くにある「Shanti House」というゲストハウス。
客の宿泊する部屋と家族の部屋が同じ建物内にあり、ホームステイ感覚で宿泊することができる。現地の生活を体験してみたい!という方にはとてもオススメのゲストハウスでした。
また、鉄道駅やお店のたくさんあるエリア、オールドシティなどほとんどの見どころが徒歩圏内というとても便利な立地。
ここのオーナー、ゴリが病院でのボランティアを行なっています。
観光客も参加可能で、ゴリによれば、過去には長い期間滞在してボランティアを行なった観光客もいるらしいです。
病院の食堂でボランティア体験
私が行なったボランティアの内容は、病院の食堂のお手伝い。
内容はシンプルで、女性のお客さんのお皿に食べ物をサーブします。私はチャパティをサーブしました。
お客さんが席に座ると、皿が配られ、そこにチャパティとカレーが注がれる。おかわりは自由で、お腹いっぱいになるまで食べられます。
病院の食堂では、男女が厳格に分けられていました。男性の座るエリアと女性の座るエリアが分けられており、私がチャパティを配っていいのは女性エリア内だけ。
「キットナ、キットナ」(How much)と言いながらテーブルをまわる。
人によっては、どこから来たの、と話しかけてくれたり、笑顔で笑いかけてくれる人も。旅行をしていて普段関わり合うことのないような、貧しげな人もたくさん来ていて(というか、貧しげな人の方が多かった)、もっと彼らと話してみたい、と思ったが英語は通じず。
彼らが普段どういう暮らしをしているのか、教育は行き届いているのか、どんな夢を持っているのか。実際に近くで交流することで、よりインドに対して興味を持ちました。
感じたこと
シェアするタイプの人
ボランティアを行なっているゲストハウスのオーナー、ゴリは、「シェアする」タイプの人だな、と感じた。自身の生活も苦しいのですが、それでも他人へ優しさを忘れない。このボランティア以外にも、道ですれ違った貧しい人にお金を渡しているのも見かけました。
インドには、そういうタイプの人々が多く存在している。
見返りを求めずに他人に優しくする人たち。自分が苦しい時にも、他人への優しさを忘れない人たち。
インドのこのような文化がとても好きだなーと改めて感じました。
でも・・・やっぱり女性が下(おそらく無意識)
2023年に追記…
ボランティア体験をしてみて、外国人、しかも女性はその場で私だけ。他のサーブしている男の子たちが話しかけてくるのですが、その場を取り仕切っているおじさんは、私がその子たちと話していると私だけに注意してきました。結構強く。
多分笑顔で受け答えしていると、あまり良くないように思われてしまうのかな・・・。
適切な言葉で言い表すことができないのですが、少し、ラージャスタンに来てから時折感じていた「居心地の悪さ」をここでも感じました。
と言っても、それも含めて良い体験でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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