※2019年7月の記事を修正しています。
インド旅行もあとわずか。
ポンディシェリで出会ったインド人に会いに、グジャラート州の都市、ヴァドーダラーへやって来ました。
ヴァドーダラーでは友人の家に泊めてもらい、彼女に街を案内してもらったり、ショッピングモールへ行ったり・・・本当に、インドの人々のホスピタリティってすごい。 この記事では、ヴァドーダラーでトライしたローカルフードをご紹介しようと思います。
ヴァローダラーとは
ヴァドーダラーは、インド西部 グジャラート州の第3の都市。
※ヴァドーダラーの発音や表記の仕方には幅があり、
インドの友人は「Varoda」、バスのアプリは「Baroda」という表記を
用いていました。
公用語はグジャラート語とヒンディー語。
グジャラート人は世界各地に住んでおり、イギリスやアメリカにもグジャラート語の話者がたくさん住んでいるとのこと。実際、この時世話になった友人の姉妹はオーストラリアに住んでいるそうです。
ヴァドーダラーはもともと、藩王国の首都。
今でも街の中心部にはマハラジャ一族の土地があり、
彼らは今もそこに居を構えているとのこと。
今回は、友人に案内してもらったオススメローカルフードをご紹介します。
Dhokla(ドークラ)
グジャラート州の朝ごはん、Dhokla。
ライスや豆を発酵させて作った食べ物で、スポンジ状の生地に油が染み込んでて結構ヘビー。チャトニーと一緒に食べます。
ひと癖ある食べ物で、好き嫌いが分かれそう。
この日は友人が「グジャラート州の朝ごはんだよ!」と外で買って来てくれました。
Dahi Puri(ダヒプリ)
小さい丸い揚げ物の中にヨーグルトと細かい麺等が入ったスナック。
インドには「パニプリ」という似た食べ物があるのですが、友人が、
「パニプリってWater(=Pani)プラスPuri(=中が空洞の膨らんだ揚げ物)でパニプリでしょ。ダヒプリはDahi(=yogurt)プラスPuriでダヒプリなんだよ」
と名前の由来を説明してくれました。
結構小さいですが、ボリューミー。
個人的には、インドで食べたストリートフードベスト5に入るくらい好みの美味しさでした。
ハイカロリーな何か(バンズ?)
たくさんの油で焼いたパンの中に様々な具を挟んだハイカロリーな食べ物。
グジャラート州のソウルフード的存在のようで、 夜19時ごろ、路上で老若男女たくさんの人がお店の前で立ちながらこれを頬張っているのを見かけました。こんな時間にこんなものをたくさん食べてるから太ってる人が多いのかな・・・。
ペダ(Peda)
ミルクを煮詰めて作られたやわらかーいお菓子、Peda。 すごーく濃厚で、1個食べただけでお腹が満たされます。 グジャラート州 Vadodaraにある老舗のお菓子屋さんで、友人オススメのPedaをいただきました😊 Pedaは、ウッタルプラデーシュ州にあるMatura(クリシュナのお寺で有名)というところでも有名。そこのPedaとは違い、砂糖がまぶしてあるのがVadodaraのPedaの特徴です。
ラッシー
この店には、より牛乳の成分が濃いラブリという食べ物や、見るのが初めてなお菓子など、様々な乳製品が置いてありました。 インドは乳製品の種類が豊富だなあ〜。
ラージャスタン風クルフィ
なぜか、様々なフレーバーの盛り合わせのことを「ラージャスタン風クルフィ」と言うらしい。
由来は不明・・・。
ちなみに、これまで食べたクルフィの中で最も美味しかったのが、
ビカネールで食べたクルフィでした。
おわりに
今回ヴァドーダラーでトライした食べ物は、「インド料理ってこんな感じ」と言うイメージを打ち壊すようなものばかりでした。 日本でよく知られているインドカレーってほとんどがパンジャーブ地方のカレーで、その他の多くの食べ物って全然知られていない。料理って、「もっとインドを知りたい!」と言う興味の原動力になっている気がします。