こんにちは!AZUSAです。
実は11月に入って、カップルで住める家に引っ越しました。前回1人で住むシェアハウスを探すのはそんなに難しくなかったのですが、今回、条件が色々あり家探しはかなり難航しました。この記事では、トロントでの部屋探しについて、以下のような人に向けて私の体験談をご紹介していきます。
〜こんな人に読んでほしい〜
- プライベートキッチン/バスルームがある部屋に住みたい
- 予算はある程度あるが、コンドに住むには足りない(23年時点で1,500ドル〜2,000ドルくらいの範囲)
- Facebook Marketplaceを使って家探しをしている
我々の体験をシェアすることで、今後家探しをする方の参考になれば幸いです。
CONTENTS
部屋探しの経緯
私は10月いっぱいカリフォルニアに行く予定がありました。トロントを不在にしている1ヶ月の間、家賃は払いたくない・・・ということで、9月いっぱいで4月から住んでいたシェアハウスを退去しました。そして、都合よく彼も10月は部屋を借りずお母さんの家に滞在している状況になり、ちょうどいいので11月から一緒に住んで費用を節約しよう!という経緯で部屋探しがスタートしました。
部屋探しをスタートしたものの、私はカリフォルニア、彼はトロント。私は遠隔で部屋を探し、気になる部屋は彼に内見に行ってもらう感じで数週間過ごしたのですが、なかなか難しく・・・精神的にすり減りました。
中でも部屋探しを難しくしていたのがこれらの条件。
- 猫が一匹いるのでペット可能物件である必要がある
- 車があるので駐車場がある家がよい(ストリートパーキングはなるべく避けたい)
- プライベートキッチン、バスルームが欲しい
- 地下の光が入らない部屋は避けたい
- 予算は2人で1,500〜2,000ドル
この予算でこの条件を全てクリアする部屋を見つけるのは困難を極めました。見つけた!と思っても内見希望者が100組くらいいる状況の中、なかなか決まりませんでした。
部屋探しに使ったWebサイト
今回部屋探しに使っていたWebサイトは以下3つ。
- realtor.ca :不動産屋が仲介しているため、安心感がある。
- Facebook Market Place:個人間の取引の場合が多い。詐欺なども多く注意が必要
- Kijiji :個人間の取引の場合が多い。上記2つに比べ情報は少なめ
そのほか、道沿いに看板が出ているところに連絡するなど、どんな機会も逃さないぞ!という思いで部屋探しをしていました。
ここでは、我々が主に使っていたFacebook Marketplaceでの部屋探しにおける注意喚起と、部屋を決めるために必要なことをまとめていきます。
Facebook Marketplaceでの部屋探し〜詐欺に注意!
Facebook Marketplaceとは、Facebookの中にあるメルカリのような場所。不要なものを売ったり譲ったりすることもできるほか、貸部屋の情報も多く掲載されています。
毎日多くの情報がアップロードされますし、メッセージも気軽にやり取りできるため、ここで長期的に物件を探していました。
ただ、良い家主さんもいる一方で詐欺に遭いそうになったことも何回かありました。その体験をシェアしようと思います。
詐欺に遭いそうになった(1) Facebook Marketplaceにて
とある日、いつものようにFacebook Marketplaceで部屋探しをしていると、値段の割にやけに綺麗で条件の良い家を見つけました。コンドの一室を購入した人が故郷に帰ってしまったため、他の人に貸し出しているとのこと。
Facebook Marketplaceでメッセージを送ると、メールアドレスにメールするように誘導されました。そこで言われたメールアドレスにメールを送り、以下のようなやり取りをしました。
まず、家の情報。そして家主のプロフィール。ロサンゼルス出身でトロントにやってきてコンドを購入したが、故郷に帰ることになり今はAirbnbで部屋を貸し出している・・・なくはないストーリーで一見本当かな?と思ってしまいます。
また、予約したい旨を伝えると、IDやいつ引っ越したいか、何ヶ月借りたいか、何人住むか、電話番号など個人情報を聞かれます。これもちょっと説得感がありますよね。
その後、Airbnb(?)からURLが送られてきて、そこから日にちを入力して予約、支払いに進みます。
・・・ということなんですが、ここで送られてきたAirbnbが変で、メールアドレスやURLはAirbnbのものではないし、ロゴから普段のAirbnbのトップページに遷移することができないし、なんかところどころ「あれ?」と思う点があったので一旦ストップしました。そもそもAirbnbがこういうサービスをしているのかも、調べても情報が出てきませんでした。
この時同時に彼も部屋探しをしていて、別人物で同じようにロサンゼルス出身でトロントでコンドを買い、今は故郷に帰りAirbnb経由で部屋を貸し出している・・・という人に遭遇。メールの内容もとても似ているので、ほぼ詐欺と断定。
また、送られてきたAirbnbにランダムなパスワードを入力してもログインすることができたため、最終的に「これは詐欺だ」という結論に至りました。
詐欺に遭いそうになった(2) Facebook 家探しグループにて
やれることはなんでもやろう!ということで、Facebookの部屋探しグループに入ってみました。一つよさそうな物件を見つけて(良い物件のわりに安いので詐欺か・・・?と思ったのですが)試しにメッセージを送ると、すぐにでも入居できそうな雰囲気。これはチャンス・・・!?
ただ、その後内見をするには予約が必要、とURLが送られてきて、内見にデポジットが必要だという内容になっていました。やっぱり、これは詐欺だ・・・
詐欺の被害に遭わないためのポイント
これらは、トロントの部屋不足につけ込んだ悪質な詐欺で、到底許すことができません。
1ヶ月間Facebook Marketplaceで部屋探しをする中で騙されないためのコツがちょっと分かってきた気がします。
- 部屋を実際に見る前にお金を請求されるのは詐欺の可能性が高い
→部屋を見ない状態でお金を払うのはやめましょう! - やけに良い部屋なのに値段が安く設定されている物件は詐欺の可能性が高い
- FacebookMarketplaceでのやり取りからメールアドレスでのやり取りへ誘導されるのは詐欺の可能性が高い
きっとリスティングを見ている中で、部屋と家賃の相場の感じがだんだん掴めてくるはずです。そうすれば、だんだんと何が怪しいか何が大丈夫そうか判断できる目が養われてきます。
Facebook Marketplaceで部屋探しのポイント
Facebook Marketplaceは本当にたくさんの人が利用しているアプリ。家主さんが部屋の情報を投稿すると、一気に100件以上のメッセージが来て、探す側だけでなく家主さん側もかなり大変なよう。
ここで重要なのは、いかに一番早く家主さんと連絡が取れるかということ。
そのために、暇な時には常にアプリを開いて新情報がないかチェックし、メッセージを送ろうか悩まずまずは送ってみること、そして内見の予約をとってしまうことがとても重要だと思いました。
最終的に決まった家は、我々が一番最初に連絡し、そのまま一番最初に内見に行き、その場で決まりました。
部屋の契約のために必要な書類や情報
安いシェアハウスに住んでいた時には契約の際には何もいらなかったのですが、今回のようにある程度の金額を払う際には日本で部屋を借りる時と同じように(それよりは簡単だけど)色々と書類が必要でした。
- クレジットスコア
支払い能力があるかをみる指標です。銀行のアカウントがあれば、調べることができます。無料で調べることもできますし、有料のものはより信用度が高いです。
私は無料でクレジットスコアの診断ができる creditkarmaというサイトを使用しました。 - 雇用主からのリファレンス
ここで働いていて、月いくらの収入があるという証明になります。バイトしている人はバイト先のオーナーに頼んで買いてもらいましょう。
ネットでフォームをダウンロードすることができます。 - アプリケーションフォーム
州のフォームをネットでダウンロードできるので、先に埋めておくと楽です。名前、雇用状況、現在住んでいる家の情報などを記入します。
この3点は必要な場合が多いため、先に準備しておくとよさそうです。
おわりに〜部屋探しを終えて〜
部屋探しを終えて、
トロントでの家賃の高さと部屋の不足度
は本当に大問題だなと感じました。
最初私が探した時のように、ただ安いことだけを重視して地下であることや他の人とスペースをシェアすることに抵抗がなければそんなに難しくはないのですが、今回のようにペットや駐車場、プライベート空間など条件を付け足していくと本当に難しくなります。
ただ無理ではないので、あまり焦らず、ストレスフリーに部屋探しを行ってみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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