文化

【世界の文化】ユダヤ教 光のお祭り「ハヌカ」って何?

こんにちは、AZUSAです。今回の記事では、ユダヤ教のお祭り「ハヌカ」についてまとめていこうと思います。ハヌカはクリスマスと同じような時期に行われるお祭りで、8日間開催されます。毎日マノラと呼ばれるろうそくに火を灯し、大切な人にプレゼントを贈ります。

カナダ トロントに来てから、彼がユダヤ人ということもあり、個人的にユダヤ教の文化に触れることが多いです。少し目を開いてみると、ドラーショップにもクリスマス関連グッズの隣にハヌカ関連のものが置いてあったり、シナゴーグの前に巨大なマノラがありそれに1つずつ火が灯っていったりと、結構、ユダヤ教の文化って近くにあるんだな、と思います。

なかなか日本ではその文化に触れる機会がないと思うので・・・ブログを読んでいる人に少しでも彼らの文化について知っていただけたら嬉しいです。

カナダのユダヤ教徒

カナダに来てから、たくさんのユダヤ教徒を見かけます。ユダヤ教の新年には、ユダヤ教の帽子をつけた人々がシナゴーグの周りを歩いているのをよく目にしました。調べてみると、ユダヤ教徒の人口の多い国としては、1位がアメリカ、2位がイスラエル、3位がフランスの次に4位にカナダがランクインしています(2018年のデータ)

現在、カナダでのユダヤ教徒の人口は404,015人。カナダ全人口の1.4%を閉めているそうです(2021年のデータ)。その中でもオンタリオ州では人口が多く、272,400人、全人口の1.8%がユダヤ教徒であるそうです。

 
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彼の家族は、ソ連の時に迫害されて逃れてきたのがルーツ。そんな歴史も興味深いです(というか、これまでそのことを知らなかった…)

ハヌカとは

ハヌカとは、クリスマスと同じくらいの時期に行われるユダヤ教のお祝い。ユダヤ暦に基づいて日程が決められており、2023年は12月7日から12月15日にかけて行われています。

歴史

ハヌカの由来は、歴史上の史実に基づいています。

BC2世紀、イスラエルはギリシア人に支配されていたのですが、ユダヤ人は反乱の末エルサレム神殿を取り戻しました。そのとき、神殿から油壺が見つかり、その油壺を使って燭台を灯すと8日間も燃え続けたんだそう。そのため、ハヌカは8日間祝われ、毎日一つずつ蝋燭を灯していきます。

ハヌカ7日目。7つ蝋燭を灯します

ハヌカには他に何をするの?

彼の家族の様子を見ていると、家族で集まってご飯を食べたり、贈り物をしたりしていました。8日間、毎日ギフトを贈り合う人もいるそう。また、子どものいる家庭では親戚中からプレゼントが贈られてきたり、クリスマスと似ていますね。

人によってはシナゴーグへ行き行事に参加する人もいるようですが、全てのユダヤ人がそれをしているわけではないようです。

また、スーパーマーケットでは金貨の形のチョコレートを見かけました。これもハヌカならではのプレゼントのようです。

ハヌカを体験してみて

今年人生で初めてハヌカを体験してみて、思ったことは・・・

年末のお祝い事は、クリスマスだけじゃないし、世界にはキリスト教以外の宗教の人もいて、他のお祝い事もたくさんあるんだなー、ということ。

確かに、移民の多いカナダでは、東アジアにルーツがある人は他に春節(旧暦の新年)や中秋節、ここでは月餅を食べたり(中国人のオーナーがやってる寿司屋でバイトしているので、高級そうな美味しい月餅をみんなで食べました)、インドにルーツがある人はインドのお祭り・・・そんなところがカナダの素敵なところです。

ユダヤ教には他にも大きなお祝いが何回かあります。これから、もっと彼らのことを知って、せっかくここにいるから、いるうちはもっとたくさん学んでいきたいな。


最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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