こんにちは!AZUSAです。
先日、トロントとナイアガラの滝の中間にある街 ハミルトンの近くにあるいくつかの滝を訪れました。断崖から一気に滝が流れ落ちる特徴的な地形なのですが、この断崖のことを「ナイアガラ・エスカープメント」(ナイアガラ断崖)と呼ぶそう。
今回の記事では、ナイアガラ断崖の概要、今回私が訪れた滝などをご紹介していこうと思います。
ナイアガラ・エスカープメント(ナイアガラ断崖)とは

ナイアガラ・エスカープメント(escarpment)とは、オンタリオ湖の南側からヒューロン湖を経てミシガン湖の西側まで続く断崖。アメリカのニューヨーク州からカナダのオンタリオ州、アメリカのミシガン州、ウィスコンシン州まで続いています。ナイアガラの滝でナイアガラ川が流れ込んでいるのもこの崖のため、「ナイアガラ断崖」という名前が付けられています。
この地形は何百年も前に、天候や川の流れによる侵食によって形成されました。現在でも侵食は続いており、年々少しずつ地形が変化しているそうです。
また、この断崖の周辺には古い森が広がっており、ユネスコの生物圏保護区に指定されています。
それでは、今回私たちが訪れた場所についてまとめていきます。
Borer’s Falls (ロイヤル・ボタニカル・ガーデン)
一つ目に訪れた滝はBorer’s Falls。ロイヤル・ボタニカル・ガーデンの「Rock Chapel Sanctuary」の一部ですが、入場料は必要なくハイキングを楽しむことができます。

ロイヤル・ボタニカル・ガーデンを訪れた時の記事はこちら↓
とても広大な植物園/トレイルで、無料のトレイルもたくさんあるのでトロント近郊の自然スポットとしておすすめです

トレイルを歩くと、「Bruce Trail」の看板が。Bruce Trailはナイアガラ断崖に沿って、ナイアガラ川からヒューロン湖に続きます。
Bruce Trailとは
オンタリオ州南部 ナイアガラ川沿いの町クイーンストンからトバモリー(ヒューロン湖のブルース半島の先端)まで890km以上続くハイキングコース。トレイルのほとんどがナイアガラ断崖に沿っています。

Google Mapを確認しながら進み、目的のBorer’s Fallsに辿り着きました。断崖から一気に滝が流れ落ちている光景は圧巻。


滝壺が凍っていて、水が流れているところだけ氷が溶けて深い穴ができていました。
断崖の上からハミルトン方面を見渡すと、街やその先にオンタリオ湖が見えました。平地の続くオンタリオ州ではなかなか見ることのできない光景に感動しました。

Smokey Hollow Waterfall
次に訪れたのは、Borer’s Fallsから車で10分くらいの場所にあるSmokey Hollow Waterfall。駐車場のすぐそばに滝があり、川沿いにトレイルが続いていました。

ここで特徴的なのが、ナイアガラ断崖によって形成された険しい地形。滝はそんなに高くないのですが、とても激しく水が流れ落ちています。

川沿いを歩いていくと急流や小さい滝も見ることができました。

この滝もBruce Trailの一部だそう。いつか歩いていみたい・・。
最後に
アクセスですが、ロイヤル・ボタニカル・ガーデンは公共交通機関で簡単にアクセス可。(Go Transitでユニオン駅→バーリントン→バーリントンのバスでアクセス)
ロイヤル・ボタニカル・ガーデンへの公共交通機関でのアクセス方法は、こちらの記事にまとめています。Go Transitを使います!慣れれば簡単。

ナイアガラ断崖やその周りの自然に興味がある方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。私も今後もしナイアガラ断崖関連の場所へ行ったら、記事を更新していこうと思います。
それでは!
最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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