カナダ

【モントリオール】工業遺産を歩く〜ラシーヌ運河沿いの旧麦芽工場など〜

こんにちは、AZUSAです。6月中旬、ケベックシティ・モントリオール・オタワの3都市を旅行してきました。

モントリオールでは、大聖堂や旧市街、モント・ロイヤルなど馴染みの観光地を訪れたほか、鉄道から見えて気になっていた廃工場エリアを歩き、歴史に思いを馳せたり、先住民の人々のホームレスの多さに驚き、関心が増したり・・・トロントにいるだけではえられない視点を新たに得られたと思います。

この記事では、ラシーヌ運河沿いの工業エリアを歩いた時のことをまとめます。かっこいい建築物と共にモントリオールの歴史も知ることもできとても有意義な散歩でした。

ラシーヌ運河沿いのウォーキング・サイクリングコース

ラシーヌ運河

モントリオールのハーバーエリアの一角、ラシーヌ運河の入り口には、廃工場がいくつかあるエリアがあります。
最初鉄道から見えた時から惹きつけられていて、モントリオールに戻った時に近くまで行ってみました。

このエリアは輸送の利便性から、20世紀初頭には世界有数の穀物輸出港として栄えていたそう。

AZUSA
AZUSA
19世紀半ばごろから100年以上、モントリオールはカナダで最も大きな都市だったそうです
1910年のモントリオール

この工場は、1905年に建てられた麦芽工場。第二次世界大戦の後には多くの労働者がここで働いていましたが、80年代に閉鎖され今に至ります。

この工場には特徴的な大きなサイロがあり、その高さはなんと37メートル。このサイロはとても特徴的で、北アメリカに残存するたった2つのうちの1つだそうです。

廃麦芽工場
線路と廃工場

廃工場のそばには貨物専用の線路が敷かれていて、私が散歩している途中も、貨物列車が走っていきました。

その後、橋を渡り道を歩いて行きます。

AZUSA
AZUSA
サイクリングしている人が多いので、注意です!また良い季節にモントリオールに行く機会があれば、私もサイクリングしたいなあ…
サイクリングしている人が多かった

ぐんぐん歩いて行くと、鉄道から見えたお目当ての工場の近くに出ました!屋上に掲げられた「FARINE FIVE ROSES」というサインが印象的な建物。

もう一つの工場

FIVE ROSES FLOURは1888年に設立されたカナダの小麦粉ブランド。オーナー会社は変わって、現在はこの建物を所有するADMという会社の競合他社が所有するブランドのようなのですが、今でも屋上にサインが掲げられ夜になると点灯します。

場所

今回ご紹介した場所は、モントリオール港から南下した場所にあります。港よりは人通りは少ないけど、サイクリングしている人も多く特に危険性は感じませんでした。

朝の散歩とかにいいかも?もしこういう建築物に興味のある方がいたら、ぜひ訪れてみてくださいね。

おまけ

もう少しモントリオール港寄りのエリアで、対岸を見るとこういう変な建築物があるのに気がつきました。

これはモントリオールで1967年に開催されたエキスポの際に建てられた団地らしい。まるで東京の「中銀カプセルタワービル」のような見た目。

67年エキスポで建てられた団地

ツアーに申し込めば見学できるようなので、次行く機会があれば訪れたいな・・・。

参考

URBEX PLAYGROUND:Montreal’s famous abandoned plant https://www.urbexplayground.com/urbex/old-canada-malting-plant

FARINE FIVE ROSES:ART PROJECT A BRIEF HISTORY https://www.farinefiveroses.ca/a-brief-history-of-the-sign


最後まで読んでいただきありがとうございました♪
ブログ村への投票や、SNSのフォローよろしくお願いします

Instagram:@azusa_1111_
Twitter     :@azusatraveler
ブログ村  :にほんブログ村

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Translate »